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3Dプリント 閃光のハサウェイ CARGO PISA(カーゴ・ピサ)製作日誌(6日目)ブースターユニット部の造形(前編)

3Dプリンターでパーツを造形して映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作していきます。先回試作したノズル部分を固定する枠組み部分の造形を進めていきます。

貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)

映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。

映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。

閃光のハサウェイ」からの引用

今回は、この巨大な筒形状モデルのデザインを行いました。

今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。

ブースターユニット部の造形

先回造形したブースターノズルを取り付ける、ノズル部分を造形していきます。

このあたりから後で組み上げやすいようにパーツを造形していきます。

特にブースタ基部の部分はパーツが入り組んでいるので、今回は接着などの作業を減らしてパーツ同士を一度に造形をしていきます。

細かなパーツは光造形式の3Dプリンターで造形するので、分離できる部分は別パーツとして分離させて

強度が欲しい部分をまとめて固定する部分を少し重ねておいて造形時に一体化するように位置合わせをしておきます。

後でパーツの位置決めがしやすいように、ガイドも追加しておくと、後作業が楽になります。

こんな3D モデルのデザインが無料でできてしまう「DesignSpark Mechanical」オススメです。

スライサーソフトに読み込ませて、今回は縦方向に大きな隙間があるのでサポート材を追加してスライスデータを作成します。

Creality Slicerでサポート材を追加する、基本デフォルト値を使いますが、造形後に剥がしやすいように「サポートルーフ密度」を “80” に変更しています。(下のイメージはサポートルーフの厚みが 0になっていますが、実際にはサポート材の形状で適当に変更します)

とりあえず試作造形

スライスデータが出力できたら、さっそく造形。四の五の考えるより、試作造形した方が結局、早く造形物にたどり着きます。失敗する前提の試作造形なので、毎回何かを得るつもりで造形しています。

第一層はナスカの地上絵のような感じですが、ここだけはレベリングができているかとかフィラメントが剥がれないか、緊張して見守ります。

この辺りまでくれば、造形物が剥がれることは無くなるので、あとは定期的にフィラメントが絡まないか注意して放置ができます。

サポート材のインフィルパターンは、後で壊しやすいような形状にしておくと後で造形物から取り外す作業が楽になります。

約6時間を費やして試作が完了。

サポート材の取り外し

ビルドプレートから造形物を剥がして、サポート材を取り外します。FDM式の場合は、ほぼ破壊するという表現が近いですが隙間にカッターやデザインナイフを滑り込まして、造形物から引きちぎるように除去します。

インフィルパターンをスカスカにしておくのが、コツです。

FDM式のプリンターの場合、サポート材の下面はキレイに造形できますが

上側は、少し表面がザラついてしまうのが注意点。後でヤスリなどでキレイにするしかありません。

先に造形したパーツと組み合わせると、こんな感じ。後3回、同じパーツを量産することになります。

まとめ

今回は、映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作するため、ブースターユニット部分を造形してみました。

隙間のある形状でサポート材を使って造形してみましたが、造形時に融合や脱落することなく1回の試作で造形することができました。

最後に恒例のザクとの比較写真。そろそろメッサーを作って写真が撮りたくなります。どこかのホビーオフやブックオフで探してみようかな。(掘り出し物があれば良いんですが…)

造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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