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アルティメットコンテナで格納庫風撮影ブース制作(6日目)バンパープライマーで下地処理

一時期流行した格納庫のような雰囲気が出せる、組み立て式のコンテナー「ULTIMATE CONTAINER(アルティメットコンテナ)」を使って、1/144 スケールの格納庫風の撮影ブースを制作していきます。今回は塗装前の下地処理でポリプロピレン素材のコンテナにプライマーで表面処理をしていきます。

アルティメット・コンテナ

100円ショップの「ダイソー」さんで購入できる組み立て式のコンテナ「アルティメット コンテナ」です。サイズはS、M、Lと種類がありますが、今回は一番大きなLサイズを2つ購入しました。値段はちょっと高めの1つ300円です。

カラーもグリーンとネイビーの2色がありますが、今回は塗装しやすいネイビーを選びました。側面のパネルがトラス構造のように肉抜きをしてあるので、格納庫の壁面に見えるとして、一時期格納庫風の表現をする手段として流行りました。

車両用プライマー

アルティメットコンテナの各パーツはポリプロピレン樹脂で成形されています。プラモデル用の塗料やサーフェイサーは、ポリスチレン(プラモデルで使われている樹脂)向けに開発されているので、そのまま塗装しても塗膜が剥がれてしまう可能性があります。

レジンキットやメタルパーツ用途でプラモデル用のプライマーも販売されていますが、個人的な間隔ですが、ポリプロピレンが相手の場合、やっぱり剥がれてきます。

そんな時に役立つのが車用の商品です。車のバンパーやポリウレタンやポリプロピレン樹脂で成形されているので、同じようにコンテナでも利用できます。

プライマーで下地処理

プラモデルと同じように、プライマーが密着するようにコンテナのパネルを分解してアルコールで拭いて表面のゴミを落としておきます。

缶スプレーはエアブラシより吹き出る量や風力が大きいので新聞紙などで養生します。臭気もあるので、屋外でやった方が無難です。私も缶スプレーは風の無い日を見計らって玄関の外でやっています。

とりあえずパネルに吹き付けた所、プライマーは無色透明なのが多いので全体が濡れるような感じになるのを目安にして吹き付けます。

乾燥すると、白くなることがありますが気にせず作業を進めます。

ムラが大きいと写真のように液溜まりのように乾燥することもありますが、下地処理なので、後でサーフェイサーを塗れば分からなくなるので、無理に削らずに作業を進めます。

十分に乾燥させたら、サーフェイサーを吹き付けていきます。コンテナのように面積が大きい場合は、風量のある缶スプレーの方がエアブラシより効率的です。

全体に2回くらい吹き付けることで写真のように下地を隠してくれます。

下地塗装の段階ですがパネルの色がグレーになるだけでも、コンテナの成型色の状態より倉庫間が増しました。

まとめ

今回は、車両バンパー用のプライマーを使ってコンテナの下地処理を行いました。

レジンキットやメタルパーツ用途で模型用のプライマーもありますが、コンテナのようにポリプロピレン樹脂で大きな面積の場合には、バンパーと同じ素材なので缶スプレータイプの車用のプライマーが使えます。

吹き付け面積も広く、ホームセンターの車コーナーで入手することができるので大きなレジンキットや金属素材のプライマーとして利用することができます。

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